私、副業でコーチングビジネスを始めたいのですが、競合が多いと感じています…。
自分だけの強みをどうやって打ち出せば良いか分からず悩んでいます!
何かコツがあれば教えていただけますか?
素晴らしい質問ですね!
競合が多い分野だからこそ、ブランドポジショニングがとても重要です。
今回は、コーチングやカウンセリング、セラピストとしてのブランドポジショニング術についてお話ししますね!
ブランドポジショニングとは?
ブランドポジショニングとは、自分のサービスやスキルを、他の競合とどう差別化して市場に打ち出すかという戦略です。
例えば、コーチングを提供している人がたくさんいる中で、あなたが「どんなお客様に」「どんな価値を提供できるか」を明確にすることが重要です。
マーケティングの父、フィリップ・コトラーも「ポジショニングは、競争の中で選ばれる理由をつくるプロセス」と述べています。あなたのコーチングやカウンセリングが選ばれる理由をつくることが、成功への第一歩です。
コーチング・カウンセリング業界で競合と差をつける3つの秘訣
1. ターゲットを絞り込む
「誰に届けたいのか」を徹底的に絞りましょう。
初心者がやりがちなミスは、すべての人に役立つ内容を提供しようとしてしまうことです。
ターゲット設定の具体例:
- 忙しいビジネスパーソン向けストレス解消コーチング
- 子育て中のママ向けカウンセリング
- 恋愛で悩む20代女性のための心理カウンセリング
ターゲットを絞ることで、選ばれやすい存在になれます。
2. 自分の強みを深掘りする
あなたの過去の経験やスキルを棚卸しし、競合にない強みを見つけ出しましょう。
「自分の強みなんて分からない」という場合は、以下の質問に答えてみてください。
自分の強みを見つける質問:
- 他の人より得意だと思うことは何ですか?
- これまで周囲に感謝された経験はありますか?
- 自分が夢中で取り組めることは何ですか?
例えば、過去に営業職だった経験があるなら「営業職向けのコミュニケーションコーチング」も一つの強みになります。
3. 魅力的なストーリーで共感を生む
ブランドはただのサービスではなく、「あなたの価値観や背景」を伝えるものです。
「なぜこのサービスを始めたのか」というストーリーをしっかり伝えることで、共感を得られます。
ストーリーの例:
- 「過去に私自身が育児で悩んでいて、カウンセリングに救われました。その経験を活かして、同じように悩むママの力になりたい。」
- 「職場での人間関係に苦しんだ経験があり、コーチングを受けて自分を変えることができました。その結果、他の方にもその方法を伝えたいと思うようになりました。」
実践!差をつけるブランド構築の手順
1. 顧客が抱える悩みをリストアップ
ターゲットとなる顧客がどんな悩みを抱えているのかを明確にしましょう。具体的な悩みが分かれば、それに対する解決策を提供できます。
例:
- 「忙しくて自分の時間が取れない」
- 「育児の悩みを相談できる人がいない」
- 「職場の人間関係が辛い」
2. 顧客の「理想の未来」を描く
顧客があなたのサービスを利用した結果、どんな未来を手に入れられるかを伝えましょう。
「悩みが解決した後の幸せな未来」をイメージさせることが重要です。
3. ブランディングを統一する
ブランドの一貫性を保つために、以下を意識しましょう。
- キャッチコピーを明確にする:「〇〇なあなたへ、□□を実現するコーチング」
- デザインや色合いを統一する:ロゴや名刺、SNSの投稿デザインなど
実際に成果を出した事例
事例1:30代女性のためのキャリアアップコーチング
ターゲットを「30代女性のキャリアアップ」に絞り込み、SNSで「仕事と家庭を両立したい女性向けのアドバイス」を発信。結果、3ヶ月でフォロワーが1,000人を超え、月収50万円を達成!
事例2:メンタルケア特化のカウンセリング
自分自身のうつ病克服経験を基に、「メンタルケアに特化したカウンセリング」を提供。共感を呼び、口コミだけで月5件以上の新規契約に成功。
私も、特にターゲットを絞らずにコーチングをしていました。
これじゃあ、選ばれる理由が薄いのも納得です…!
誰のためにもなるものだと思って『どんな人に?』が絞り切れていませんでした💦
そうですね!
ターゲットを絞るだけで、あなたに合ったお客様が見つかりやすくなります。
ぜひ、まずは特定の分野に集中してみてください!!
まとめ
- ブランドポジショニングは、競合と差をつける最重要ポイント
- ターゲットを絞り込み、自分の強みを活かしたサービスを作る
- ストーリー性を持たせて共感を生むことで、顧客に選ばれるブランドを構築する
次に行うと良いコト!
- ターゲットとなる顧客の悩みをリサーチする
- 自分の強みや経験を棚卸しし、活かせる分野を決める
- SNSやブログで、自分のストーリーや価値観を発信してみる
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